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■間違いだらけの電動歯ブラシ選び
2003.12.18
「これから電動歯ブラシを買いたいと思っている人へのワンポイント・アドバイス」 私たちのH.P.を含め電動歯ブラシの記事は沢山ありますが、われわれが見ても複雑でよく分かりません。最大の原因はあまりにも多くの製品があって調べきれないこともありますが、テスト方法や評価法などがはっきりしないからです。どんな実験でも事前の条件設定は大切ですが、条件設定を厳しくすれば現実からは遊離して、実験のための実験に終わってしまうものです。歯ブラシのようにあらゆる人が使うものを、1つや2つの条件下での実験をしてみても意味ある回答が出るとは考えられません。かといって大勢で何度もやれば条件設定も曖昧になり何がなんだか分からなくなります。テストする人と手によって結果が大きく変わることも問題点です。これからどれを買おうか迷っている人へのガイドになることを願ってコンパクトにまとめてみました。
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■スペアブラシから見た電動歯ブラシ
2005.1.24 HPを続けていて気になる第一はアクセス数ですが、そのつぎは誰がどんな部分を見ているのだろうということです。誰が?は分かりませんが何処を?はアクセス解析で分かります。このところダントツのトップは「電動ブラシ」で、せっせと書いているモグラもデジカメも遠く及びません。第2位は義歯の話ですからリピーターより一般の人が多いらしいことも分かります。たまにはそれを手がかりに取材の話などもきますから、古い原稿のままというのも問題かもしれません。とくに最近は新型ラッシュのようですからよほど需要があるのでしょう。さりとてあれこれ買い込んでテストもできませんから、別角度でちょっとだけ調べて見ました。 正確な記録ではありませんが、電動歯ブラシが売れ始めたのは20年ぐらい前のことだったでしょうか。スイス製のBroxodent(綴りは?)という商品が話題になりました。コードつきでブラシは60度ぐらいの回転往復運動でしたがシンプルで小型なスタイルが好まれたようです。残念ながら故障が多く長続きはしませんでしたが電動歯ブラシの原型になった製品でした。当時、競合品は少なくブラウンぐらいのものでしたが、こちらは充電式で本体は太く無骨なデザインでしたが、動きは同じ往復回転で故障がないことで生き残りました。 | |
両製品ともブラシ部分は手用歯ブラシとほぼ同サイズ同形で、これが気に入っていて長いこと使っていました。ところがその後ブラウンは世紀の大改悪を行いました。これまでの往復運動を止めて全製品を床掃除用具のような回転式にしてしまったのです。旧型はやがてスペアブラシの供給も止まり、充電池も疲れ果ててしまいましたが、新型の方は何度かトライしても感触がなじめませんでした。さらに十分気をつけていても口元から唾液が流れ落ちてしまうのです。年のせいで?とギクリとしましたが他のものなら大丈夫で、どうやらブラシの柄の太さと関係があるらしいことが分かりました。 並べてみるとこの違いがよく分かります。旧ブラウンやドルツが手用歯ブラシを見習ってブラッシを設計しているのに対して、回転式ブラウンはそんなことはまったく無視した形状になっています。バトラー211の15ミリに対して20ミリもありますが、下の切断写真からそのすべてが意味もないメカに使われていることが分かります。こんな手用歯ブラシを作っても使えると思っているのでしょうか。さらに手用歯ブラシの柄に与えられている微妙なたわみなども100%無視されています。唾液がこぼれる原因はこの太さと堅さにあったようです。ブラウンは音波ブラッシの流行にも背を向けて、頑固にこの形にこだわってきましたが、売り上げ低迷からか最近になってラインアップに追加してきました。しかしブラッシの柄に対する無神経さは未だ健在、メカ形状は変わってもブラシを外すと太く長い金属棒が本体側から延びています。 | |
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ことのついでに売れ筋といわれる新製品も見てきました。音波から超音波だとか、ミクロ音波振動だとかは私にとっては関心がありません。それによって大きな違いがあるとは思われないからです。そんなことより馬鹿でかい歯ブラシだったたソニッケアーがブラシの周りにカバーをつけ、見るからに手入れしにくそうになったことや、法外な3000円以上もするスペアブラッシでも売れていることが不思議でした。ウルティマは多少良くはなったが魅力は感じず、ドルツも作る側の付加価値を追って新機種を加えたようですが、ほとんど不要な機能で旧タイプのシンプルさや安さの方に魅力を感じました。 高いほうが売れる商法のソニッケアは問題外ですが、消去法でブラウン全製品も脱落となるとこの市場も淋しいものです。もう少しユーザー側にたった製品作りをして欲しいと思いました。 |