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カレンダー・アーカイブス 2004年

このページは、私製カレンダー2004の抜粋です。
土竜のトンネルには、毎月初に今年のカレンダー画像を掲載しています。

   ザルツブルグから1時間ほど南に下がったMariaAlmという田舎町でのスナップです。裏表紙の写真もそうですが、ヨーロッパを歩いていると古い建物の壁面に惹きつけられます。ただ、壁だけでは淋しいので何かが欲しい。そんなとき登場してくれるのが子供たちや動物ですが、犬は単独行動が少ないのでねこほど頼りになりません。この子たち、村のコンサートにも皮の半ズボン姿に正装してやってくるのですが、この時は逆光を受けた金髪が印象的でした。




1月   ティーニュ

   アルプスのスキー場ではケーブルやリフトを乗り継いで行くと、周辺一帯のスキー場が次々に展開してきます。ガイド役がいてくれればよいのですが、自分たちだけで気ままに滑っていると、とんでもないところまで遠征する羽目にもなってしまいます。ちょっとしたミスで仲間と離れたばかりに、夕方コンドミニアムに帰るまで会えなくなるといったこともよくあることです。この斜面も隣のティーニュのスキー場の一部ですが、吹雪かれたら朝きた道を帰るより、真っ直ぐ滑り降りてバスに拾ってもらう方が間違いありません。





2月   バルディゼール

   ヨーロッパのスキー場では新雪が降ると多くの人がわれさきにと、通常のコースからは外れた新雪のスロープに出て行きます。どこから安全に新雪を楽しめるコースに入っていけるのかは分かりませんから、大半はインストラクターなど地元の人たちでしょう。一本ずつを見ても見事なシュプールが刻まれています。滑り終わると振り返って自分のシュプールを分析したり、仲間とワイワイやったりしていることでしょう。コース脇にロープが張りめぐらされ、コース外に出ようものならスピーカーでとがめられる日本とは、スキーヤーのマナーも管理側も大違いです。





3月   キッツスタインホルン
   ヨーロッパに出かける時のいつものパターンですが、ドイツでの学会参加をかねて立ち寄ったオーストリアで日帰りのスキーに出かけました。ゴールデンウイークのことで好天と新雪に恵まれ一日を堪能しましたが、靴もスキーもレンタルして乗り込んだケーブルカーで、十数年後あの悲惨な事件が起ころうとはまったく想像もできませんでした。





4月   バルディゼール
   ヨーロッパの町ではどこでも一番目立つところに教会の塔が建っています。冬季オリンピックの会場だったバルディゼールも例外ではありません。朝より夕方のほうがねらい目なのですが、空の明るさが残っていてちょうど良い時間帯は長くはありません。他にも撮りたいところが多いのですが、目抜き通りの反対側からの撮影なので、しばしば大きな車に遮られながらの撮影でした。





5月   キッツビエール
   トニー・ザイラー世代のわれわれにとっては、彼が生まれ育ったこの街には「白銀は招くよ」の名シーンとダブって今なお憧れの街です。生い立ちの記によく出てくるハーネンカムの滑降コースに立ったことはありませんが、インスブルックやザルツブルグのような都会ではなくこじんまりとしたたたずまいは、また行きたいチロルのNo1です。





6月   キッツビエール
   先月と同じ街での一こまです。馬車の後ろに見える立木のわきにはしゃれた美容院があったり、レストランがあったりして昼時間には地元の人でにぎわいます。滞在した僅かな時間にこの目抜き通りを楽隊が通ったりもして、自分たちの街を美しく楽しい雰囲気にしたいという思いが伝わってきます。利便性だけでコンビニやカフェで埋め尽くされていく日本の町とは何と大きな違いでしょうか。





7月   シャモニ 94.5
   フィルムの年月日が間違っていて、それに引きずられて地名まで違ってしまいましたが、正しくは94年5月連休のシャモニです。学会出席のあと研究会のメンバー10人ほどと、レンタカーを連ねてドライブをしました。ホテルの予約などはしない気まぐれな旅でしたが、シャモニの町はずれの小さなペンションは眺望抜群で、夕日に染まるこんな景色を見ながら夕食をとったことを覚えています。





8月   Saalfelden Austria
   すでに何回か登場しているチロル地方の小さな村です。倒木や古木の形を生かしながら人の顔を彫刻し、壁掛けなどの調度品に仕上げる伝統工芸の一つです。この木のある家もそうした工芸品製作者の自宅兼作業場ですが、斜面を生かしたディスプレーは見事でした。何度かの訪問のたびに連れ帰ってきましたので、今もこの机のまわりから何人かがパソコンをのぞき込んでいます。着色はなしで木肌そのままのものばかりですが、昔のものほど表情豊かです。





9月   Saalfelden
   表紙や8月の写真と同じMariaAlmという村のコンサート風景です。いつもは広場で行われるのだそうですが、降雨のため公会堂に変更になりました。曲目はすべてチロル音楽、出演者はすべて村の人です。私たちのスキーのインストラクターで、いつもヨーデルを聞かせてもらっていたH氏も、この日は指揮者のすぐ後ろでフルートか何かを吹いています。聴衆もほとんど村の人らしく、表紙写真の金髪の男の子たちも中ほどの丸テーブルで、ご褒美のアップルジュースを楽しみに出番を待っていました。





10月   キッツビエール

   キッツビエール近郊をドライブしている時のことです。対斜面にあるお城のような建物が目を引きました。看板は見えないのですがホテルらしいので立ち寄ってみました。内部はリゾートホテルとしてなかなかの設備ですし、料金もペンション並みなので予定を変更して一泊しました。翌朝ふと目をさますと一面の朝霧の中で空が白んでいました 。





11月   バルディゼール
   1月の写真の対斜面になるスロープで、滑り込んでいく先にある建物がティーニュの集落です。スキーのために開発されたリゾートホテルとコンドミニアムばかりですから、もともと村があったわけではなさそうです。まんなか辺から右に流れているのがバルディゼールからケーブル、リフトを乗り継いで滑ってくるコースです。集落部分でも1500メートルを超えていますから雪質は最高ですが吹雪かれると大変です。オリンピックの時はモーグルやフリースタイルの会場になったところです。





12月   バルディゼール

   ティーニュを含む広大なスキーエリアはエスパス・キリーと名付けられています。キッツビエール出身のトニーザイラーに次いで、1968年、グルノーブル冬季オリンピックの三冠王になったキリーがこの町の生まれだからです。写真はその中心、銀座四丁目のようなところで、観光案内所からホテル、レストラン、ショッピングなどすべてがここから放射状に広がっています。右手のバックは滑降コースですが、大晦日の花火に照らされると雰囲気は一段とアップします。



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