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カレンダー・アーカイブス 2005年

このページは、私製カレンダー2005の抜粋です。
土竜のトンネルには、毎月初に今年のカレンダー画像を掲載しています。





1月   ライアテア
   椰子の木茂る南の島でセーリングをするだけの目的なら、ヨーロッパと同じ10時間もかけてタヒチに行くこともないような気もします。それにフランスが好きというわけでもないのですが、星条旗ひらめくハワイと較べると街も人もひと味違って心地よいのです。長いこと週1回だった日本からの直行便もほどよい距離感を保ってきたようです。最後のきわめつけはリーフの美しさで、91年から数年間ほかの旅行はあきらめて年1回タヒチに通い続けました。





2月   ボラボラ1993
   フランス領ポリネシアには100以上の島々があるそうですが、タヒチやモーレアなどソサイエティ諸島は10ほどの島が近接して散らばっています。クルージングのベースになるライアテアはその中間でパペーテから30分ほどのフライトです。ボラボラはその少し先で飛行機なら15分ほどですがヨットでは半日はかかります。島を取り囲む環礁の切れ目は一カ所しかありませんから、中に入るにはぐるりと半周ほど回り込まなければならないのですが、何といってもこのリーフの中の美しさがボラボラの魅力です。






3月   ライアテア
タヒチやモーレア、ボラボラなど花形スターの間にはさまって目立たない存在ですが、ライアテア、タハ、マウピティなどの島々も脇役としての仕事をになっています。観光の表通りはタヒチやモーレアでしょうが、チャーターヨットの中心はライアテアです。大小いくつものヨットクラブが空港を中心に点在しています。帆船風の客船は島巡りをしているクラブメッツのものですが、こちらはライアテアには泊まりません。大きな船体に小さな帆、これでもフルセールです。





4月   ボラボラ
   高くそびえる火山島の周りにネックレスのようなリーフ、これほど完璧な地形条件をそなえた島はなかなか見あたりません。観光化の波を大きくかぶりつつあるといっても、タヒチに来てこの島に立ち寄らずに帰ることは勇気がいります。この島はソサエティ諸島の中ではもっとも西に位置していますが、リーフの中に入る水路は西側に1ヶ所しかありません。ライアテアからはリーフの外側をぐるりと回り込むことになります。リーフの外で帰途につくヨットとすれちがい、セールを上げてくれるのを待ちかねてシャッターを切りました。。





5月   Maupiti
   マウピティはタヒチの島々の中では一番西のはずれにある島で、定期船や航空便はあるのですがホテルがないため、ほとんどの観光客はボラボラどまりで引き返してしまいます。ヨットでは風向きにもよりますがボラボラから数時間はかかるので、日帰りはできません。出発点のライアテアから往復4日間を費やすことになるので、5日間のクルーズのなかで遠征する決断はなかなかできませんでした。もう一つのお目当て、椰子がにの丸焼きにはありつけませんでしたが、細い水道を抜けて入ったラグーンの中はまさに別世界でした。





6月   Tahha
   タハはランギロアに隣接する小ぶりな島ですが深い入江がいくつかあります。二つの島は同じ環礁で囲まれているので移動に時間はかかりません。クルージング初日は出発が午後になるので遠くまでは行かれず、ヨットクラ ブから対岸の入江に場所を移し、ゆっくり夕食というスケジュールになります。この虹を見たのは一夜明けてのことでしたが、忘れて久しい光景だったのでびっくりしました。







7月   ランギニア
   タヒチやボラボラよりはずっと東にあるツアモツ諸島の一つで、有名なダイビング・スポットです。ヨットで行くには遠すぎますからパペーテから飛行機を利用するしかありません。世界第2といわれる大きなラグーンを取り囲んで、細長い小島がリング状に連なっているだけで中心になる本島はありません。島の幅の広い所でも1キロ、ほとんどは200〜300メートルしかありません。この写真は幅20キロほどのラグーンを横切った対岸の島で、この犬は鮫の姿を見かけるや全力疾走で追い回す面白い奴でした。





8月   ボラボラのラグーン
   ボラボラのラグーンは中央の火山島をリングのように取り巻いています。外海から中に入ると水路はU字に分かれ奥深くまで回り込んでいけますが、最後は浅瀬に遮られて周回はできません。90年代には水路の環礁側には白い砂浜が点在し、本島側からはところどころに水上コテージが張り出してすばらしい景観でした。95年まではいつも変わらぬラグーンだったのに、10年後、環礁側の砂浜に大増殖した水上コテージには愕然としました。美しい入江を埋めつくしていった日本の養殖イカダを思い出したからです。





9月   ボラボラ
   ボラボラのへリポートを飛び立ってすぐ眼下にした光景なのですが、何とも不思議な小島でした。自然の珊瑚礁の上に作られているようですが、地元の人の個人住宅なのか、誰かの別荘なのかも謎のままです。国旗らしきものも揚がっていて独立宣言をしているようでもありカヌーで買い物などカッコウ良すぎます。





10月   Huahine

   サンセットはどこで見ても美しいものですが、雰囲気を左右するのはシルエットになる景色です。南の海では何といっても椰子の木で、この写真でも気に入っているのは画面中央に頭を出している4〜5本です。





11月   TAHAA
   ライアテアのすぐ隣島のレストランで、毎週土曜日の夜タヒチアンミュージックのコンサートが開かれます。始めはトリオですが夜が更けるとともに一人また一人とメンバーが増え、最後にはボーカルも加わってにぎやかになります。中心はブルーのシャツを着た人ですが、足下にはグレーのポリバケツがひっくり返しで置かれています。真ん中に突き刺した木の棒とロープでベースになっているのです。右端の女の子はお客さんの一人ですが、気分はショーダンサー。これでまた気合いが入ります。ボーカルの女性は翌朝すばらしい声で教会の讃美歌を歌っていました。





12月   Maupitu

   ソサエティ諸島の西のはずれとはいっても、ボラボラからは37キロですからそれほど遠いわけではありません。ただ、われわれが訪れたときは風向きが悪く、往復とも風上に向かって走ることになりました。2艘でクルージングしていたのですが、居住性は良くても風上に上る性能が悪いカタマランは、波にもたたかれかなりハードなセーリングだったようです。夕方ようやくボラボラの島影が見えてきた時の一枚です。



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