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このページは、私製カレンダー2007の抜粋です。
土竜のトンネルには、毎月初に2008年カレンダーとして、 バオバブの詩続編を掲載しています。
 1月 チューレアル


   有名なバオバブの並木道があるモロンダバにいく前でしたので、ともかくバオバブが見たくてうずうずしていました。日本を出て3日目というのに小さな苗木さえもお目にかかっていないからです。気楽な観光しか考えていないガイドの尻をたたいて、ようやくバオバブがあるという植物園にたどり着きました。日本のガイドブックには記載されていませんから彼らとしては鼻高々なのですが、地元の男でドライバーと2人組ですからそのくらいは当たり前です。それほど大きな樹ではありませんでしたが、半分あきらめかけていただけには感動的初対面でした。木の幹についている穴は人々が実をとりに登った杙のあとだそうです。

2月 バオバブの実


   6月にも登場する子供達です。かなり離れたバオバブの木の下で遊んでいるようでしたが、望遠レンズでも何をしているのかは分かりませんでした。間もなく彼らもこちらに気づいて、バオバブの実を持って走ってきました。割っただけでほとんど手はつけてないのですが、自慢するでもなく、自分たちで食べるでもなく、さっとジャック(私のドライバー)に差し出して、彼が一人で食べるのを珍しそうに見ているのです。もちろん彼らにとっては得難いおやつのはずですし、小さな子は待ちかねているようなのですが、黙ってジャックの様子を見ているのです。
   昔はこうした一員だったに違いないジャックも、みんなに配るのでもなく何か話しながらももくもくと一人で食べています。不思議な時間でした。バオバブの実はマーケットでも売っていましたが、椰子の実ほどたくさんとれそうもなく、貴重品のようでした。

3月 ムロンダバ


   マダガスカルではもっとも有名な観光スポット「バオバブの並木道」へ行く途中でのスナップです。現地の人たちも「ナミキミチ、ナミキミチ!」というほどですし、森林保護区を訪れるのも日本人がナンバーワンということですから、たくましい行動力というべきですが、出会ったのはすべて女性グループでした。 マラガシの主食はお米ですから水田はたくさん見られます。ただアフリカと同じ赤い土なので日本とは様子が違います。写真の女の子、歯医者の看板娘にしたいような美しい歯並びでした。

4月  チューレアル


   チューレアルから郊外のレゾートホテルに向かう途中の一こまです。道を見下ろす丘の上からしきりに手を振っている子供たちに気づき車を止めました。何せ走れる速度は10?20キロですからこうした時には好都合です。べつに走り寄って何かをねだるでもなく、道行く人に手を振っているだけというここの子供たちにはホッとします。ガイドの話では現金収入はゼロに近いからお小遣いを手にすれば大人でも喜ぶということでしたが、それが良いのかどうかも分からないので、その旨を伝えてガイドのジャッジに任せました。  私にとっては逆光を受けるパンチパーマが問題だったのです。
5月 ムロンダバ


   有名なバオバブの並木道を見に行く途中のひとこまです。ほほえみの国といわれるタイの人たちにもやさしい笑顔で迎えられることが少なくありませんが、マダガスカルの人たちの笑顔はその何倍も大らかで相手を引きこむインパクトを持っています。言葉もまったく通じない行きずりの観光客に向けられる笑顔の底に何があるのだろうと考えてしまうことの方が、明らかに病的であることは間違いないのですが・・・・。
6月 ムロンダバ


   今年のカレンダーの中で一番好きな写真です。後ろに見える大きなバオバブから採ってきた実を見せようと走ってきた子供達です。われわれから見ると全力疾走なのですが、彼らにとっては歩くこととのあいだに大きな違いはないようです。二つに割った実をかかげマラガシの子供得意のポーズです。この続きが2月の写真で、私もご相伴に預かりましたがやみつきにはなりませんでした。ガキ大将らしい兄貴分だけが白いワイシャツを着ていますがやらせではありません。
7月 イファティ


   チューレアルから1時間半ほどのところに散在するビーチリゾートです。昔、フランス人が夢をかけて造ったのでしょうが今はかなり寂れています。もともとあった漁村のわきに割り込んできたのは見え見えですが、植民地放棄でもとに戻りつつあるようです。そんな漁村のビーチには観光客を当てこんでおみやげ物を手にした子供達が浜をぶらついています。裸足ではありませんし着ているものもなかなかおしゃれです。
8月 ムロンダバ


   有名なバオバブの並木道を通り過ぎてキリンディ森林保護区に向かう途中にある池です。背景にあるバオバブの大木は信仰の対象といわれるだけあって素晴らしい姿形をしていますが、地元の子供達に取っては池の方が遊び場として大切です。どこにも流れ込んでくる川は無さそうなので雨が降らなければ干上がってしまうようです。下の写真は今年のものですが明らかに水位は下がっています。
9月 イファティ


   マダガスカルでは何に使うでもないこうした空き地を良く見かけます。海から少し入ったところに多いようですが、まったく平坦なのでちょっとブルでならせば野球場でもサッカー競技場でも、滑走路にだって使えそうです。どちらの方向にでも自由に歩けますが、大体通り道はきまっているようでラインはついています。色が白っぽいことや草が生えないことからすると塩が含まれているようです。近くに塩田を見かけることも少なくありません。
   今年5月に出かけたモロンベにこの夏、秋篠宮殿下・眞子さまご一行がお出かけになったそうです。随行者、報道、警備と4WDを13台連ねて総勢50名ほどの大部隊だったそうです。9月中旬の皇室アルバムで紹介されるとのことです。9月15日放送予定の「世界不思議発見」でも同じ場所がとりあげられるとか秘境はだんだん少なくなります。
10月 ムロンダバ


   バオバブの並木道の入り口にある大きなバオバブの根本です。並木道の向かい側には大きなタマリの樹があって、その木陰には果物を売る小さなお店が出ていたり、子供達が集まったりしています。夕暮れ時になると観光客がサンセットシーンを見にやってきますが、日中は閑散としています。この子は一人で遊びに来ていたようですが、やはり一人でカメラを振り回す年寄りに興味を持ったようでした。
11月 モロンダバ


   8月と同じ道路わきの池です。大きく枝を広げたタマリの樹が快適な木陰をつくっています。影になってよく見えませんが右端の赤い野球帽をかぶった若者が、マダガスカル独特のギターで水遊びをする子供達を盛り上げています。もう2年にもなりますがこの写真を見るとギターの音色が甦ってきます。間もなく12月、今年のカレンダー製作が本番を迎えます。今回もマダガスカルPart2です。ひと味違ったものにしたいとない知恵を絞っています。
12月 モロンダバ


   再三登場した「バオバブの並木道」が今年の最後の1枚です。マダガスカルも米主食の国ですから水田はあちこちに見かけます。広大な平地があるので棚田はありませんが、水を張った田んぼが景観を作ってくれることは変わりありません。  水に映る夕日とバオバブに見とれていた時、鳥の一群がやってきました。不意のことだったので主力部隊の飛来は撮るりそこなったしまいました。次を待っていたのですが三々五々やってくるだけで大軍は現れず、樹の上は鈴なり状態になってきました。一斉に飛び立つのを待ちきれず、数羽が回遊しているところで諦めました。


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