モグラのつぶやき

7月3日

臨床歯科を語る会の脱皮

 夏の始め最大のイベント「臨床歯科を語る会」も終了しました。始まるまでは問題山積で「もう止めたい」など不穏当な言動で、実行委員長始め身近な方々にはご迷惑をかけました。さいわい破局はまぬがれましたので、初心に戻って第二世代の「臨床歯科を語る会」づくりに努力しようと思っています。内容の充実が最大の問題ですが、これは一朝一夕でできることではないので、まずは環境改善の意味で会場変更や、ホームページ、電子メイルなどのシステム改革に着手しています。近々にその内容は提示できると思います。

 デジカメの方はFIne Pix S1 Proの発売も間近く、\375000という価格もまずまずなのですが手を広げるかどうか迷っています。ボディのベースはニコンなのでレンズ系には問題ないのですが、ストロボの信号は違うはずです。怪しげなデンタルキットを再三売りつけてきたフジフィルム、発売時に外付けストロボは発表していないメーカーが、将来きちんとしたリングストロボを用意するとは考えられません。
D1にも現状ではありませんが、こちらの可能性はゼロではありません。800gと1.1・という差はフジ有利ですが、ISOの最低設定は320は問題です。マニュアルでガイドナンバーの小さいストロボを使う場合、光量を1/4にしても最短距離では調光できず、オーバーになってしまいます。NDフィルターなどの使用が不可欠になります。
 先のことは分かりませんが間もなくD1は発売1年になります。発表からでは1年半です。いかに順調とはいえこの世界、このまま年を越すとは思えません。マイナーチェンジは予想できる時期にきています。
キャノン党は別にしてどちらの路線に賭けるか判断に苦しむところです。

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7月17日

何のための色校正?

「臨床ファイル3」6月末にはすべての原稿が印刷所にまわり、緊張感で朝早くに起き出してしまったり、ギリギリ胃が痛くなるような日々の連続からもようやく解放されたと思っていました。ところが、ところがです。すでに何回かの色校正を重ねてきたはずなのに、ようやく刷り上がってきた最終校正は元の黙阿弥、惨憺たる色調です。歯界展望の連載でも半年以上同じ事を毎月繰り返してきましたから、もしかして!とは思っていましたが、さすがにがっくりしました。日本語が通じない!記憶回路がない!愚痴ってきただけのことありです。
 打ち合わせの末企画していた「打ち上げパーティ」も一瞬にしてキャンセルです。著者の個人的集まりなど事故究明に比べれば些細なことで、刷り出された原稿はほうりだされたまま、一日、一日と日は過ぎていきます。とうとう待ちきれなくなって次の予定はどうなっているか問い合わせたところ、目下調査中でいずれ連絡するとのこと。一日千秋の思いで待つことさらに数日、送られてきた進行予定というFaxには「あくまで予定ですがという但し書きつきで、8月11日(金)製本出来」と書かれていました。
全身の力がガタガタと抜けて行くのを実感しました。南の島ののように時は悠々と流れているのです。製本の方も今のところ何のトラブルもないのに、ちゃんと印刷に歩みを揃えて遅れています。

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7月19日

D1とS1 Pro

D1とS1 Pro

S1

無駄遣い

 気を紛らわすには格好の玩具が飛び込んできました。フジのS1 Proです。関心がないわけではないのですが、F60がベースと聞いただけであまり魅力は感じていませんでした。発売の半年前からあちこち網を張り巡らしていたD1の時とは大違いで、発売寸前まで情報を集めようと言う気もありませんでした。
臨床歯科を語る会始まる直前フジのプロ器材部の人と話していた時、報道関係の需要が多く2~3ヶ月のバックオーダーと聞いてもホラとしか思いませんでした。でも念のためにとヨドバシカメラなどに聞いてみると、3ヶ月はともかく2ヶ月近くはかかるということで、こうなるとだんだん心穏やかでなくなってきます。
 とうとう「世のため、人のため」という名目で予約に潜り込みました。こういうときは昔からのお友達ペンタックス勢が大奮闘してくれます。8月に入りそうという始めの予想を上回って今日、手配済みの連絡が来ました。
 第一歩、電池が3種類、同じフジのDS330のいやな思い出がよみがえります。なかでも一番頻繁に着脱するであろう単3の電池室の蓋は、細心の注意を払っても壊れそうな超軽量プラスティックです。ストロボ用のリチューム電池ケースはまずまずですが、記憶用と思われるボタン電池ケースは開けたときなくさぬ よう風呂敷を拡げて作業すべきです。握るときしむグリップのプラスティックはソニー・サイバーショットProの再来です。(お世話になったからというわけではありませんが、遅すぎたペンタックス最初のデジカメEI-200は、実に良心的な作りでびっくりします。コンタックスを思わせるデザインは、重量感がありとてもデジカメとは思えません。残念なのは心臓部のCCDが小さく動作がおそいことで、これが改善されれば名機になれる素質はもっています。)
 持つ喜びは全く感じられない作りですが、D1より一回り小さく軽量な点は大きく評価されます。PowerBookとVAIOの違いといってもいいでしょう。好きずきは分かれると思いますが、操作性もそれほどまごつくことはありません。
 画像は派手ですがそれほど嫌味のある画ではありません。しかし画像修正を必要とする画づくりはしないというメーカーの言い分は納得できません。少なくとも筆者にとっては、D1より補正に手間取りそうです。来週から細部の話とともに継続させるつもりです。終わる頃には書籍も出来上がるでしょう。

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