モグラのつぶやき
3


カレンダ3月  「Enkhuizen 」という地名はドイツ語風の鼻にかかった発音で、エンクまではよいのですが後をカタカナにするのは困難です。アムステルダムの北1時間ほどの所で、北海に向けて開けた大きな浅い入り江に面しています。 入り江の入り口は長い堤防で仕切られていますから大きい湖といっても良いでしょう。
 この町ではかつて貨物船として働いていた沢山の木造船が、クルージング・ボートとして使われています。建造当時の艤装品を維持することが正道らしく、木綿のセールやマニラ麻のロープがはばを利かせています。4月、セーリング・シーズン開幕を祝って全部の船が飾り付けをし、ジプシーの楽隊も入ってある船はデー・セーリングに、ある船はパーティにと一日を楽しみます。


3月4日

 

Relaxation

 昨年後半だったでしょうか、地下街のすぐ近所にRefresh Handsというお店がオープンしました。古い言葉なら鍼灸整骨とかマッサージなどのサービスをする所なのですが、予想に反してなかなかの繁盛ぶりです。料金的には¥3000/30分ぐらいですから、われわれのリコールと同じくらいでちょっと考えさせれました。この他にもフットマッサージなどリラクゼーション系の店はいくつか増えています。女性ファッション系の店も増えていますが入れ替わりは激しいようです。
 反対にカメラ店、本屋などは減っています。本の場合、雑誌はコンビニへ書籍のたぐいはブックセンターなど大型店や古書専門店に移行しているようです。チェーン店のアンテナショップと思われた3軒のカメラ屋は、飲食店、ファッション店、中古カメラ店に変身しました。
 あまり目立つ場所ではないだけ「あの歯医者もなくなった」とは言われないでしょうが、ハラハラドキドキの毎日です。

3月7日

IPPF

 昼休みを使ってバタバタとIPPFを見てきました。もちろんデジタル一眼レフ軍団がお目当てです。しかし結果はやや期待はずれでした。危ぶまれたコンタックスの実機は出ていましたが相変わらずサンプル画像はなし。S2Proは実機もカタログもなし。EOS D60はD1XがD1のボディを流用したのと同手法らしく、中身はともかく一見してはD30そのままです。残るはD100ですが確かにストロボも内蔵され小さくはなりました。価格も未定ながらD1Xの半分ということですから30万を切る可能性もあるのでしょう。しかしF100の仕上がりとは大きくかけ離れていますし、デザインもごたごたしています。手放しでほめられるのは透明なモニターカバーぐらいです。「D1X用のもつくったの?」「あちらは輸入品がありますから」「いくらだか知ってるよね」・・・・・。 次は月末のカメラショーですが私自身の夢はしぼみました。

3月10日

 

こぶしの花

 春スキーに出かけると新芽をふき始めた木々の間に、純白の花びらを見かけることがあります。灌木のような小さな木で花の数も多くはありません。だいたい7~8 輪のことが多かったように思います。雪解けの斜面にひっそりと咲くたたずまいがひどく印象的で、2艘目のヨットの名前にもしていました。
 先週末パーティの席上で「こぶしの花が全開でライトアップしているから見に行こう」と言われた時、はじめはその情景がまったく思い描けませんでした。こぶし?、ライトアップ?ではどうにもイメージがつながらなかったのです。
 しかし、来て見てびっくり!海沿いのこぶしは巨木で灌木などではないのです。山で見ていたものより花は小振りですが、桜の花を思わせる満開状態は、ひっそりなどという形容詞とは無縁のものです。これでは少々寒くてもライトアップしてお花見でもしたくなるのが当然です。これが「こぶし」だと知っていたら愛艇の名前になどはしなかったでしょう。皮肉にも春山のイメージで名付けられた「こぶし号」は、この沖合を毎週のように走り回っていたのです。30年も昔のことですが・・・・・。

3月15日

 

ハードデスク

 昨年夏に整理したバックアップシステムですが、2月のデスクトップ再構築の一環で早くも見直しになりました。これまではミラーリングで2組のデータを作り、一方をバックアップとしていました。単純で分かりやすかったのですが、わがパソコンチームの実力向上に伴い「レトロスペクト」というソフトを使ったバックアップシステムに変えるべきだということになりました。昨年も候補には挙がっていたのですがセッティングの大変さや、バックアップの所要時間などで見送られていたものです。
 もう一つの理由は「蔵」の携帯性の悪さです。ヤドカリのように全データを持ち歩けるのはよいのですが、何としても大きすぎるのです。(2001.8.23参照)ハードディスク本体は我慢できるのですが、電源ボックスやコードがとんでもなくかさばるのです。一方この半年ほどの間に小さなハードディスクがいろいろ登場し、価格も通常のものと大きな開きはなくなってきました。「蔵」を小型のものに変え、これまでのものは据え置き用に移行するとこととバックアップのスリム化で、とかく手足まといになっていたSCSI機器を追放することにしました。新規購入品は40GBの小型ハードディスクのみです。できればもう少し大容量のものにしたかったのですが、60GBとなると2倍近くなるので我慢しました。どうせ半年か1年でガラリと変わるはずですから。

3月25日

 

臨床基本ゼミ

 先週末2002年の臨床基本ゼミがスタートしました。或程度予想はしていましたが、ここにもデジタル化の波は押し寄せてきました。例年、受講生の方々にお持ちいただいたデンタルX線写真、口腔内写真などを素材に、そのレベルアップの方法をお話していたのですが、今回はX線で2名、口腔内写真では4名、計6/15の方がフィルム離れをされていました。
 昨年まではデジタル派はゼロだったので、レベルアップのアドバイスも容易でしたし、かなり細かな点までお話しできたのですがこれからは大変です。特にX線については9名の講師側に使用者がいないだけに、フィルムの場合なら・・・・ということでコメントするしかありません。
 口腔内写真の方はニコン995、オリンパスE10、フジ4900、ミノルタなど様々でしたが、皆さん苦労の後が忍ばれました。使いこなしの細部までは分かりませんでしたが、スライドのレベルにはほど遠くやっぱり!という感じでした。しかし人ごとと笑ってもすませません。これから宿題報告などで主催者側もかなり運営に苦労することになりそうです。

3月27日

 

マイ・プロジェクター

 「Plus U2」が、1300から2000 ANSIルーメンに明るさが上がったということでデモをしてもらいました。火曜会のエプソンELP7600が2200ですから、重さも大きさも半分以下でほぼ同じ明るさです。  しかし現実は甘くはありませんでした。
 はじめはPlus U2の新旧対決です。たしかに2000の明るさは歴然で、これで白いものを見てしまうと1300のほうはベージュがかかったように感じます。イラストのようなものでは明るさには敵いません。 ところが口腔内のような写真になると歯の色などが白飛びして微妙な濃淡がなくなってしまいます。スクリーンとの距離を離せば少し良くなるのですが、やはり階調が少なく立体感がでません。これに比べると暗くてややみすぼらしくはあるのですが1300のほうはバランスがとれています。
 ここでELP7600を参加させました。明るさは特に感じませんが画の立体感が全然違うのです。テストはこれで終了にしました。軽自動車に2000ccのエンジンを乗せても、2000ccクラスの車にはなりません。2000 ANSIルーメンを生かすにはそれなりの筐体や光学系が必要なのです。バランスを崩したパワーアップはコントラスト比の低下など数々の歪みを招いたようです。用途に応じて使い分けが必要だという持論を再確認しました。(デジタルプレゼンテーションへの道2001)

 

[ 前月のコラム ] [ 次月のコラム ]

[もぐらのつぶやきトップページへ]