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写真画像加工用ソフト

 

 

 パソコンの準備ができたら作業用のソフトを用意します。いろいろなソフトがありますが、定番ソフトとして誰もが認めるのはPhotoshopです。最新バージョンは6.0ですが、高価ですし複雑すぎて手に余ります。入門版のPhotoshop Elementsで十分でしょう。1万円でお釣りがきますしわれわれが必要とする機能はほとんどもっています。このソフト一つで画像の製作からプレゼンテーションまでを、最高の画質でこなすこともできます。あれこれ沢山のソフトに手を出すより一つのソフトに精通する方がずっと戦力になります。Photoshopが自在の使いこなせるようになればデジタル画像は一人前です。
 まずパソコンに読み込まれた画像をPhotoshop で開き、スライドと同じ色調になるよう調整してみてください。いろいろな方法がありますが、繰り返している中に自分なりの方法が見つかるはずです。ただあまり長い時間あれこれといじり回していると、最後には何が何だか分からなくなってしまいます。こんな時はスキャンニングからやり直した方が近道です。スキャナーの適否や設定をチェックすることも必要かもしれません。こつは明るさやコントラストを変えるぐらいで、RGBなどをあまり大きく動かさないことです。画像の色調補正はディスプレーの調整に続く第2のキーポイントで、これがマスターできれば難関は残っていません。

 

 

 

 
  1.  資料が揃ったらばプレゼンテーション用の画像の製作です。Photoshopを立ち上げ新規を選び背景色を決めます。彩 度の低いグレー、ベージュなど自分の背景色を決めておくと後になって助かります。間違ってもイエロー、赤、紫など彩度の高い原色は厳禁です。そのどぎつさで肝心の画像が目立たなくなってしまいます。
  2.  次にサイズを決めます。画像解像度は72DPI、画像の大きさ1024×768ピクセルでOKです。
    予め用意した資料も横1000~1024にしておいてコピー&ペーストすればきちんとおさまるはずです。サイズを変更するときは変形ツールではなく、画像解像度→画像サイズの変更で行うことが鉄則です。サイズ変更は縮小方向への一方通 行で拡大は御法度です。縮小して保存してしまうと元には戻れませんから元画像は必ず残しておくべきです。
  3.  画像の合成が決まっている場合には必要な画像の大きさを揃えて準備しておきます。2枚合成の時は一部が重なりますが横600ぐらい、4枚の時は480ぐらいが適当でしょう。縦横比が変わらないよう注意して下さい。合成を始めるとついあれもこれもと枚数が多くなりすぎるものです。原則として4枚以上の合成は避けた方が無難です。自分では分かっていても見せられる人には苦痛です。
    合成を始めると1枚だけの画像は何か物足りないような気がしてしまうものです。しかし一つのプレゼンテーションの中では何枚かは合成しない画面も作るべきです。大きな画像にはそれなりの情報量がありますし、それによって発表にメリハリが効いてきます。
  4.  新規ファイルにレイヤーを積み重ねながら次々に画像を作っていきます。年月日などの文字情報も1つのレイヤーになりますから、時には100枚を越すようなこともあります。不測のアクシデントに備え、時々保存はしておくべきです。あまりレヤー数が増えて混乱するようなら、ばらばらなレイヤーででき上がった画像を、1ショット毎に重ねて「ファイル→複製保存」を選び新規ホルダーの中にしまってしまうのもよいでしょうし、新規ファイルに移行するのも良いでしょう。
    これまでにパソコンを使ってタイトルや合成スライドを作り、フィルムレコーダーや管面 撮影スライド作りをされていた方は何の問題もありません。合成しないスライドをデジタル化するだけで、合成スライド撮影は不要になりますから、作業としてはずっと楽になるはずです。ただ画像のサイズを揃えることだけは必要です。

 

プレゼンテーション用ソフト


図1 Graphic Converter

 


図2 iView MediaPro

 

 プレゼンテーション用ソフトといえばPowerPointの代名詞というくらい広く行きわたっています。たしかにセールスマン用の派手なデモには向いているかもしれませんが、われわれのケースプレのようにじっくりスライドやX線写真を見てもらうにはPowerPointは不適当です。派手なアクションなど不要な機能が多く、それに振り回されて落ち着きのないケースプレしまうからです。パソコンのメモリーを極限まで増やしても、写真画像はかなり圧縮しなければ動かないことも問題です。強く圧縮すれば画像が悪くなるのは当然ですし、Macでは文字までジャギが出てしまって美しくありません。XGAできちっと作ったプレゼンテーションであれば、そのまま抄録原稿としてプリントすることもできます。しかし一度PowerPointに貼り込んでしまった画像では、それも無理ですからあらためて印刷用原稿を作らなければなりません。元の資料をきちんと保存してなかったりすれば、スキャンニングからやり直しです。
 画像を大切にするプレゼンテーションには、Photoshopを使って1枚ずつの画像を作り、スライドショー機能のあるソフトを使ってプレゼンテーションすべきです。作るための手数も変わりませんし、どちらが見る側にとって気持ちがよいかは、誰にでもはっきり分かるはずです。インターネットから無料でダウンロードできる、iView MediaPro 、Portfolio Browser、Graphic Converter 、ACDsee など多種のものがありますが大差はありません。使い方は何れもきわめて簡単で、用意した画像を入れたホルダーを新規画面にドロップするだけですから、始めてでも英文の説明を読むこともないでしょう。(図2)多くのソフトはファイルブラウザとしての機能も持っていますから、自分のパソコンに入っているすべての画像も一覧できますし、そのままスライドショーへも移行できます。(図1)テストの結果気に入ったソフトが決まったら、日本語版を購入しても1万円程度です。画像の大きさの制約もなく、メモリーの増設も必要もありません。。 ただ本番用としてでベストな状態で見るためには、画像サイズを使用するプロジェクターのリアル表示サイズに統一し、通しナンバーを付けておくべきです。
 私自身はPhotoshopのレーヤー機能を使って画像を作り、同じソフトの同じ機能を使ってプレゼンテーションをすることが理想と考えています。もちろんPhotoshop Elementsでも問題ありません。何か別のソフトを使用すればPowerPointほどではないにしても、色調の劣化は避けられないからです。ただそのためには、レイヤー切り替えのために2画面表示ができるノートパソコンが必要です。

GraphicConverter (Lemke Software)
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iView MediaPro (iView Multimedia Ltd.)
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Portfolio Browser (Extensis)
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ACDSee (ACD Systems)
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